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「孤高の人」読了
新田次郎の「孤高の人」を読み終えました。

作品の前半では、なぜ加藤文太郎が単独で登山をするようになったのか、あるいはせざるを得ないような心理状況になっていったのか、てなところが面白かったのですが・・・。

あっ、ところでこの「孤高の人」は主人公の加藤文太郎のみ実名で描かれていますが、あくまでも小説です。
そのことは本の最後でわかることになるのですが・・・。
小生は「孤高の人」を加藤文太郎の伝記的なものとして読んでしまったんですな。

小生は途中から、なにかこの加藤文太郎氏に違和感を感じるようになりました。
はっきり言うと、「こんや奴おらへんやろ?!」てな感じ。
もし本当にいたとしたなら、絶対にヒーローとして崇められるような人格者ではないのではないでしょうかね。
どう言うたらええんでしょうか。加藤文太郎像の歪曲というよりも、新田次郎が加藤文太郎という人の名前を借りて創造した人物のフィクション物語かな。

その違和感が最高潮に達した後で小説は終わるわけです。

調べましたよ、すぐに。

本当のところはどうだったのか。
今やインターネットの時代。ググレばやはり出てきました。
加藤文太郎の考察的な文章が。
事実(残された記録)と小説との対比なんかもね。

小生なりに考えてみましたが、これでは小説の中で加藤文太郎と最後を共にする宮村健がモデルとなった吉田登美久があまりにもかわいそうですね。

今や、吉田氏の復権は果たされているようですが。



まあ、いろいろと想いながら読みましたが、自分の山行(小生のはハイキング程度ですが)の事も考えさせられました。




あ~面白かった。


Comment

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あの小説だけやと、加藤文太郎さんて「単なるヘンコ」で終わって
しまうやん!?と思いましたね。
ロラお | URL | 2012/12/05/Wed 08:28 [EDIT]
ロラお先輩

そうなんですよね。私もそこがどうにも引っかかったわけで・・・。
やっぱり谷甲州のアラインゲンガー読まなあかんか!と決意するところです。
酔いどれチロリ | URL | 2012/12/05/Wed 16:34 [EDIT]

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